■APRILIA Rally 50 LC

◎購入の経緯
 再度転居の都合で一時的にガリバー50を手放した後、足用のスクーターを物色していた。
やはり実用的なイタスクに目がいっていたのであるが、個人売買でこのラリーLCを見つけそ
の遊び心に心が動かされ、即購入した。中古でも当時はまだ高値で取引きされていたが、
外装の程度が悪く格安にて入手した。いざ買ってみると駆動系もガタガタであったが、そも
そも中古を買って駆動系フルチューンを前提にしていたので納得の範囲だった。

◎こんなイタスクだった
 LCは水冷(Liquid Cooled)の意味。同型車で空冷も存在する。デザインは名称の通り、オ
フ車をモチーフにした独特のもので、日本では絶対にできないイタスクならではの個性を感じ
た。また原付にしてはかなり洒落たメーターが装備されており、回転計がないことがかなり
惜しまれた。小さく見える見た目の割に大柄で、足つき性はあまりよくない。反面走行中の
視界はよくバンク角も深かった。筆者はスクーターはシートが高い方が絶対に楽しいと思う。
このスクーターにはコンビにフックなども装備されるが、フロアがフラットではないため荷物の
積載性はよくない。メットインスペースもそれなりだ。

 さて走行性能であるが、ノーマル状態は車重が重いこともあり、ルックスのわりに俊敏とは
いい難いものだ。ただしリミッターその他は付いていないので最高速度は90km/hくらいは出
る。国産原付との競争では、ダッシュは同等だが最終的に抜きさる、といった感じだった。そ
の後、マロッシの駆動系パーツ、バリエーター、デルタクラッチ、トルクドライバー、スプリング
と装備し、ダッシュはかなり改良された。さらにマロッシの69ccアルミシリンダーにてボアア
ップを施し、最高速度も100km/hを超え、原付二種登録した。サウンドとルックスに惹かれ
ARROWのユーロチャンバーを装着したところ、高回転時のヌケはよくなったものの低速トルク
がなくなり、いよいよ禁断のギアに手を付けようかと思った頃にリッターツアラーを購入する
ための資金に充当するため、中野区の方の元へ嫁に出した。ちなみにノーマルタイヤはオフ
車を意識したものが装着され、グリップは低い。




















◎モディファイ
┏●ARROW製チャンバー
┣●Proグリップ
┣●アルミバーエンド
┣●バックミラー交換
┣●MALOSSI アルミシリンダーによるボアアップ(69cc)
┗●MALOSSI 駆動系チューニング
(マルチバリエーター、ケブラーベルト、トルクドライバー、クラッチ)

◎故障とその対応
●バッテリーあがりが頻発、走行中に充電しなくなる (走行6,000km)
 ジェネレーターの劣化。世田谷区のOにて中古のジェネレーターに交換。

●センタースタンドが経年劣化により曲がり、リアタイヤが接地してしまう (走行8,000km)
 世田谷区のOにて部品を注文し、およそ2ヵ月後に交換。

◎諸元
※上をクリック

◎生涯走行距離
およそ4,100km


◎生涯燃費
平均 19.3km/L
最高 21.4km/L
最低 16.8km/L

Think about Scooters

Think about
Italian Scooters

A Point of Veiw

Impression of
the Past Machine's

Aprilia ATLANTIC 500

Blog

About Present Writer

Mail

Top

※画像クリックで詳細画像集へ